古いボリュームペダルってなんであんなごっついねん
- atuiso
- 2014年10月12日
- 読了時間: 3分
はい、初のブログが始まりました。
これはatuisoというバンドのリーダーが自分の機材の自慢やライブの感想を伝える場所です。機材とか音楽とか興味ない人は見ないでよいです。
そういうブログであります。はい。
だから俄然個人趣味に走りますよ。
機材は趣味です。趣味っていいですよね。あと僕は料理とか趣味です。
料理していると何か寂しくならないんですよね。たまの休日を有意義に過ごせたような気になれる。
これですなあ。
機材触ったりするのはそういう感じ、充実したミニ四駆のようなプラモデルのような。そういうものを触っているとウキウキしてしまうんですね。どういうふう物が完成されるかわからないまま、ひとつひとつのパーツをつなぎ合わせて。何なら少し焦燥感も感じながら完成まで緊張感をまとう訳です。
でも出来上がったものは所詮素人(アマチュア)です。人に教えたり、現実的にライブやレコーディングに使えるものではないかも知れません。それは自分たちがつくっている音楽にも共通しています。本当にこれでいいのかなああ。この曲の展開はこれでいいのかフレーズはどうなんやろうかと練りながら作っています。っていう
でもそれが面白い。
聞いてもらえるお客さんに100%のものを見せれるかと言われれば、もちろん今出せるものを雑巾の最後の一滴まで絞ったものを出している自負はあるのだけれども、そうじゃないかももっとええもん見せれるんじゃないのと言われれば、もっとがんばろうと思う。答えはひとつじゃないことはない。かっこええもんは圧倒的にかっこええもんね。で、「プロフェッショナル」って何やろうかと思うにいたるわけです。
ギターでもエフェクターでもアンプでも「定番」って言うものがある。音楽でもジャンルによって、その「定番」がある。もちろんジャンルは細分化され何が何だかわからない状況になっている現代ではあるのかもしれないけど。ジャンルの所以は、それを牽引するバンド(ソロも含め)がいるからですよね。50年前の「ロック」「ブルース」「ジャズ」の3つしかない世界はとうに崩れていると思うんです。今はそれぞれのジャンルに「プロフェッショナル」がいる。逆説的にその「プロフェッショナル」を頂点としたジャンルが出来上がる。音楽をやるやつはその「プロフェッショナル」と呼ばれるやつ以外は「アマチュア」のような扱いを受けています。
音楽なんて基本どうでもいい。なんだっていい。
うまれながらにしてベートーベンを引けるような稀有な才能を持った奴もいれば、そうでないやつもいます。音楽をする上で「定番」になりさえすれば音楽で飯を食える状況になれるとは思います。ただ「定番」なんてつまらないと僕は思う。ギターの話で言えば、ストラトかレスポール。アンプはスタックはマーシャル1959で、コンボはフェンダーtwinreverb。エフェクターであればオーバードライブのチューブスクリーマー、ディストーションはRAT、ファズはビッグマフ。どれもそん色ない良い物だと思う。
音楽でも機材でも「定番」は大概つまらない。
「定番」を知ることは必要です。これは間違いない。価値基準は自分だけの尺度では成立しない。ただ自分様にカスタマイズされた最上のものがおのおのある。それを追究するほうがどれだけ奥深いか。多分ん僕は今後追及をしていくと思います。10年20年かけてよいものを作って生きたい。本当によいものを探りたいです。
野田
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